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看護女性委員会では2017秋の取り組みとして、2017年12月16日(土)に第3博多偕成ビルで、講師に女性協同法律事務所の相原わかば弁護士をお招きし、『周囲の理解があってこそ!みんなで学ぼう女性の権利!』と題し、学習会を行いました。

 母性とは・・・もともと女性だけが持つ特有の機能のこと。
 母性保護とは、その機能を、生理的にも身体的にも労働の場において保護しましょうという措置のことです。

看護女性委員会は月に一度会議を行い、会議に参加している単組の労働条件・職場環境や働く上での課題を情報交換しながら今年度の学習会のテーマを話し合ってきました。生理休暇は制度はあるものの今は取りにくくなっている現状、女性の権利がどれだけ守られているのかを話していくと、「母性保護の権利を守りながら働くには、自分の知識が必要だが、回りの人にもきちんとした理解してもらわなければならないのではないか!」という事になり、今回は男性にも積極的に声かけし学習会を行いました。
その結果45人の参加で女性24人、男性は21人でした。

講演は労働に関する基本として、働く人を守るルールと最低限の基準、不利益変更の禁止など男女共通の話にはじまり、日本の現状、そして看護師の現状を話され、先進国の中で日本は長時間労働により男性が家事・育児に関われず家庭責任が果たされていない現状について資料に基づき紹介されました。

先生は、「労働基準法は最低基準です。時間外労働や母性保護、有給休暇についても細かく基準が設けられています。しかし、その基準で定められている権利は申請しなければ行使できません。また、権利を守れないのは、上司の無理解だけではなく、同僚や女性からのマタニティハラスメントもあるとのことです。」と裁判事例も紹介しながら話されました。
賃金、労働時間、休暇、休日、有給休暇、母性保護等さまざまな権利を知って要求し、権利を守ることは労働者が健康で安心して働けることに繋がります。
人員を増やし権利が守れるよう労働環境を改善していくために声を上げていく必要性を改めて感じました。質疑応答では多くの質問が出され、有意義な学習会となりました。



学習会終了後、博多駅にて白衣で「夜勤交代制労働の改善を求める国会請願署名」の宣伝行動を行いました。

41人の参加で178筆の署名が集まりました。

参加者からの感想

☆働きやすい環境をつくるために、様々な制度があると分かった。自分だけでなく他の職員もその権利を使えるように、周りがサポートしていく必要があると思った。

(20代 看護師 男性)

☆日本は諸外国と比較して労働時間あたりのGDPが低いこと、また時間外の割りまし率が低いということを初めて知りました。また、弁護士さんの役割は権利の侵害を救済することですが、労働組合の役割は、権利の周知、活用、向上という言葉が心に残り、やらなければいけないことがたくさんあると思いました。

(20代 事務 女性)

☆働く上で自分がもっている権利は知っておく必要があると思った。休暇に関する法律についても色々学んだが実際人も足らず、忙しい業務の中で取得することも難しいが、自分が理解を深めていく事で取得したい人が取得しやすい環境をつくっていけたらよいなと感じました。

 (30代 看護師 女性)

☆女性の多い職場なのに、生休などの認識が低い。今日の学習会を受けて、詳しい内容の理解を深めることができました。

(30代 看護師 女性)

☆分かりやすかった。女性として長く働き続けられるために守られている権利がたくさんあることを知りました。すぐに仕事ができる状態で、待機していることは休憩ではなく、仕事中であると胸を張って言えます。

(40代 看護師 女性)

☆「女性の権利」と言う題名でしたが、労働について、職場環境の是正の為に何をすべきかについて、法的観点から自分の中で少し知識の整理がついた感じがしています。

(40代 理学療法士 男性)

☆日本が外国に比べると遅れていることを実感しました。実際の裁判例も交えた学習会でとても勉強になりました。

(50代 看護師 女性)

今回のテーマは女性の権利

日本医労連女性協が推進している「女性の権利ノート」を参加者に配布しました。弁護士の相原先生も「この権利ノートは解りやすいだけではなく、きちんと書かれています!」と言われ権利ノートを活用することを進めてくださいました。権利ノートが必要な単組は県医労連にお問い合わせください。
☆昨年2017年版で改正された「女性の権利ノート」を使って各単組での学習を進めましょう。

県医労連書のお知らせ画像

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